ネタバレも含みますので悪しからず。
メカゴジラとは何だったのか…というか何事も概念的な考え方でストーリーを進めると急にエンタメ性を失うんだなあってのが単純な感想でした…
それと神性ってめっちゃ難しいんだなって、神の価値観も人それぞれだけど近年のバランスではギャレゴジくらいが理想的というか、神に対しての主語が人間なら伴にあるべきだと思うし、どちらかが征服される対象になったら悪魔じゃんとかまあメッセージとしては面白いんでしょうけど…ギャレゴジはヒーロー性も持ってたから個人的には好きなんだけど、やりすぎると昭和の対シリーズとか平成のVSシリーズみたいにヒーロー物になっちゃうしなあと。かといってカタルシスのないままゴジラがただの悪魔として描かれるだけだとちょっとみたいな。顧客の求めるものは様々で作り手も大変だろうなと。
せめてもう少しゴジラがゴリゴリ動いてくれたらビジュアルとして楽しめたんだと思うのですが、良く言えばスピード感、悪く言えば早すぎて絵を噛み締める余裕が無い。
ただ3部作でまだ2部、しかも3部は11月に公開予定という事は少なくとも年に2回ゴジラの新作を見られるわけで、その点では最高な訳です。
メカゴジラ…あんなにカッコイイデザイン起こしておいてシティだけなんてあんまりだ…あんまりだ…メカゴジラ式錬金術とでも言うのか…
あのCGであのメカゴジラが動いてる所見たかった、きっとアニメゾイドでゴジュラスが起動するシーン並みにワクワクドキドキしただろうに…残念…。
虚淵脚本だから完結編で大怪獣バトルは期待出来ないだろうしそういうのはレジェンダリーさん楽しみにしてるので良いのですが、せっかく生き返ったゴジラ文化なんだから正統派な特撮もおじさん見たいんです…ウルトラマンはめっちゃ頑張ってるじゃないですか…ゴジラも…もう一度特撮で…
ただ怪獣惑星の時も思いましたが基本的には会社の大人たちがゴジラに取り組んでいるこの状況は素晴らしいと思うので普通に3部も楽しみにしております。
怪獣惑星の時の記事も良かったらどうぞ。