おもちゃが友達

おもちゃと洋服が好きな気難しいおじさんの日記です。

メガミデバイス向けセットアップ

久しぶりにちゃんと新作。

1/12くらいのジャケット作りに関してはいつかいつかと思ってましたが、それなりに組める脳内ビジョンがこれまで見えなかったので全く触って来ませんでした、去年泉さん衣装を作ってからアレ?もしかして何ちゃってならいけるかもと思うようになり今年に入ってからちょろちょろやってきました。

泉くん衣装↑

で、結局の所このサイズでジャケット作る時って襟渡りと二枚袖、ボタンの処理、ポケット辺りがネックで海外の量産品とかでビシッとしたスーツとか見てると襟周り別パーツにしたり二枚袖を分割して4枚にしたりして作られてるようだったのでその辺りと差別化するために襟と二枚袖に関しては出来るだけヒトジャケットの構造を用いて作りました。

こんな感じに。
二枚袖肘にはいせこみも1ミリ入れて湾曲したシルエットになるようにしてます。

表地の袖山、肩、胸のダーツもそれぞれいせこみで処理しています。

で、ジャケットのポケットといえばフラップポケットと胸の箱ポケットだと思うのですが、今のスキルでは物理的に無理(ディテールだけ入れるならできてもポケットにするのは絶対無理)なのでパッチポケットにしてます。

カジュアルセットアップってタイトルにしてるのもその辺りが大きいです。

あ、ボタンに関しては1ミリ厚のマグネットをそれぞれ仕込んでいますがビタっと留まる訳では無いのでしっかり留めたい時は裏から厚めのマグネットを重ね付け推奨です。上の画像でふんわり丸く凸が出来ているのが分かると思います。

マグネット 接続にあたり、打合せ(前見頃の差なる順番)で見た時にボタンの見え方がチグハグになるのですがここは諦めてます。

ボタンホール開けた所でこのサイズだと強度、着脱のストレスの面でデメリットが大きいのでご理解いただきたい箇所になっています。

見頃には裏地付き(販売の際は裏地の有無選べます)、袖も込みで裏地付けれなくは無いのですが袖は厚くなると腕が本当に動かなくなるので戦略的後退という意味で諦めた作りになっています。

シャツとパンツはこんな感じ肩幅と首周りが若干大きかったのでひと回りくらい小さく調整します。

シャツは背中、袖にタックを入れてそれっぽい雰囲気に、パンツはハイウエストにしてます。

ジャケットの襟立てるの好きです。

※首が足りなくなるので載せてるだけです。

今回グダグダ頑張ったポイントを多く載せて申し訳無いのですが、人間の服含めて(服だけに)安すぎる服が溢れててビビっておる故、何パーツも布から切り出してそれを組み合わせて処理してまた組み立てるって◯ETAL ◯UILDくらいには労力使うので衣食住で必要だから安いのも分かるんですけど普通に作ったらある程度高いってのは伝えて行きたいと思います。

以上、いつかこのサイズでフラップ、箱ポケット搭載のピークドラペルのダブルのスーツ作りたいおじさんがお届けしました。